学級裁判が終わり、部屋に戻るとマイゾノの死体は跡形もなくなっていた。モノクマが掃除をしておいたという言葉の通り。
次に誰が殺し、殺されるのか。チャプター2が始まる。
翌朝、体育館に呼び出され、ラジオ体操をさせられる。それが目的ではなく、学級裁判の後新しい世界が開ける。つまり、いけなかった場所が解放されるということらしい。
体育館から出るとすぐに2階へ行けるようになっている。2階の図書館では深刻な問題により希望ヶ峰学園が長い間閉鎖となっていたことがわかる。書庫に入ろうとするとトガミから入っても意味がないといわれ入れない。さらにプールがある。
食堂に戻り各自の報告をまとめる。図書館とプールのほかに、寄宿舎の大浴場と倉庫にも入れるようになっているらしい。
翌朝、朝食に来ないトガミをイシマルが迎えに行ったが、トガミが出てこないという。トガミの捜索に皆で行くことにする。
トガミは図書館にいた。今後の参考に推理小説を読んでいるという。ゲームを楽しむために。そのために仲間という概念に付き合うつもりはないと。
一同ともそのまま解散する。とりあえず誰かと一緒に過ごすことになるが、まずは行けていない2階の書庫を探ってみたいと思い、図書館へ。しかしトガミが邪魔して入れてもらえない。仕方ないので、2階の教室にいたキリギリと過ごしてみた。…なんのスキルも得られなかった。
よく考えたらプールにも行っていなかった。プールに向かってみる。メダル1枚以外、何もなかった。その後ランドリーに行き、フジサキとすごしたものの、こちらもなんのスキルも得られず。そのまま夜へ。
翌朝、食堂にトガミ、フカワがあらわれなかった。フジサキは前日のトガミの言葉に落ち込む。オオワダが男として守ることを約束し、フジサキは元気を取り戻す。
フカワの無事を確かめるべく、訪ねてみる。そのまま一緒に過ごしてみると、小説を書いていることなどをつい明かしてしまう。フカワからはSP+1を追加でもらう。
次は食堂にいたオオガミに話しかけてみる。総合格闘技で地上最強を目指し日々訓練しているという。それでも勝てていない相手がいるらしい。こうしてオオガミからもスキルSP+1を得た。
夜になり、空腹を覚え食堂に行く。そこにはオオワダとイシマルが剣呑なかんじで対峙していた。根性が足りないから珍走しているとオオワダに食って掛かるイシマル。どちらの根性が勝るかを立ち会ってほしいといわれる。しかし暴力ではなく、サウナの長時間我慢対決とすることになった。
楽勝してもしょうがないのでハンデとして服を着たまま入るというオオワダ。外で待つナエギだが1時間たっても出てこない。外から声をかけるとまだ勝負はついていないとの2人の声。夜時間になったので、ナエギは帰ってもいいという。翌朝結果を教えると。
翌朝、食堂に行くと、オオワダとイシマルは仲良くなっていた。暑苦しい褒めあいのなか朝食は終了した。
そして朝食の後、ナエギの部屋にフカワが訪ねてきて強引に部屋に入ってきた。ついてきてほしい場所があるという。図書館だという。トガミが入り浸っているので、トガミに言えばいいのだが、ナエギに話しかけさせる。どうもトガミに気があるらしい。しかし、けんもほろろという感じで追い出されてしまった。それすらも恋の力と解釈するフカワ。完全に妄想の世界に行ってしまった。
フカワのことは気になるが、ヤマダと過ごしてみることにする。同人についてレクチャーされた。スキルクラフトワークをてにいれたらしい。
その日の夜、エマージェンシーの声でモノクマに体育館に集まるよう指示される。新しいクロが生まれないことにイラついているということで、殺人の動機を作りたいらしい。
今回は「恥ずかしい思い出」や「知られたくない過去」について封筒に入れているという。配られたナエギの封筒には「5年生までおねしょをしていた」とかかれていた。ほかの一同も驚く中、24時間以内にクロが出ない場合はこの内容をバラすと。
そんなことで殺人にはならないといいながらも、内容は知られたくない者が数名。いったん各自部屋に戻る。
そのまま自分の部屋で眠ってしまったナエギだか、朝、モノクマが起こしに来た。そして仲良しクラスの誰かに何かあったと伝えて去った。
食堂にはトガミも含めた4人だけ。ほかの生徒の安否も含めて様子を見に行くことにする。
プール前の更衣室、ロックがかかっていない。モノクマから映像で「捜査」のためロックを解除しているとのこと。つまり殺人が起きている人を示すというトガミ。
怪しいとふんだ女子更衣室をトガミが開くと…。フジサキが犠牲になっていた。
チャプター2の後編に移る。
落ち着き払ったトガミはこの状況を妙だという。壁に「チミドロフィーバー」と書かれており、その状況が素人が行うようなものではなく猟奇的すぎるという。
死体が発見されたことにより、一定時間後「学級裁判」を開くとモノクマから発表される。
「チミドロフィーバー」の文字はジェノサイダー翔が残すメッセージとされる。「超ド級の変態殺人鬼」。今のところ超ド級で不明なのはキリギリしかいないが、彼女なのか?
血を見ると気を失うフカワはその場でいったん気絶し、そして気がフれてしまう。アサヒナとイシマルで部屋に連れていくことにするが、その前にモノクマが新しいルールを追加する。一人のクロが殺せるのは2人まで。あまりにも殺せてしまうと問題だし、連続殺人は捨てがたいので2人は殺せるルールにしたという。そしてモノクマファイルが配られる。
フジサキは午前2時に死亡。死因は鈍器で殴られたことによる即死。
トガミはマイゾノの件を解決したナエギのことを意外と評価しており、捜査を手伝わせてやるということで、トガミと組んで捜査することになった。
更衣室前、玄関ホールとトガミの想定どおりに証拠があつまる。そこにアサヒナが緊急事態を告げにきた。フカワがおかしくなっていると。
フカワの部屋に向かう。
フカワは怯えていた。ジェノサイダー翔に好きにさせない、追い出してやるとドアを固定して開かないようにして閉じこもってしまった。トガミにフカワを呼び出させると「約束を守れなかった」と。トガミは約束については知らない妄想なのではないかと言って次の場所へ移動することになった。
次に来たのは図書室。書庫に入り、本を開くとそこには決して公開してはならない命を狙われかねない機密文書の集まりだった。トガミの家にもそういった部屋があるので本物だという。そのなかの1冊がジェノサイダー翔に関する報告書。ジェノサイダー翔の特徴は2つ。チミドロフィーバーの血文字と被害者が必ず磔になっていること。とくに磔の情報は警察でも上層部しか知らない秘密とされておりマスコミにも一切知らされていないという。それがトガミがジェノサイダー翔と確信する理由。
トガミからジェノサイダー翔の事件ファイルを受け取り、内容を確かめる。
トガミのいう特徴が書かれているが、磔の際ハサミが使われ、刺殺されるのが特徴のようだ。フジサキの死体はそれは当てはまらないのでは…。さらにファイルには犯人は学生であり「解離性同一障害の可能性」と記されている。そして唐突に一緒に捜査するのはここまでとトガミに置き去りにされる。
更衣室前ではヤマダからセレスが何かをつかんだという情報。女子更衣室ではキリギリからフジサキをよく調べろと。またフジサキの電子生徒手帳もなくなっているという。フジサキを確認するとハリツケには延長コードが使われており、鈍器で殴られて死亡。やはり異なっている。
つづいて男子更衣室。ポスターが男性アイドルになっている。女子更衣室にはグラビアアイドルのポスター?以前男子更衣室にあったのはグラビアアイドルのポスターだったはず。そして男子更衣室のカーペットに謎のシミ。オオガミに聞くとポスターはわからないが、プロテインコーヒーのシミが女子更衣室のカーペットから消えているという。
ヤマダが言っていたことを確かめに倉庫のセレスの所に行く。セレスはフジサキが昨晩倉庫にいたと証言。はみ出した青いジャージの裾を見て、トレーニングをしようとしているのかと尋ねると、そうだと返事をしたあとジャージを隠して去っていったと。しかし、現場にはバッグもジャージもなかった。
食堂ではアサヒナがドーナツをたべていた。フジサキについては女子とは距離を置いていたしあまり話もしなかったが、その割に男子とは気軽に話をしていたと。
そしてモノクマから学級裁判を始めるというアナウンス。
フカワがいなかったが、モノクマが無理やり引きずり出し、全員がそろった。
前回同様エレベータで地下へ降りていく。
学級裁判が始まる。今回からは言弾をうつのに邪魔が入るようになる。邪魔な雑音は消して狙わないとならない。逆に邪魔な言葉を消せば制限時間はわずかながら延長される。そしてトガミの説明からジェノサイダー翔が犯人であり、それはフカワの多重人格の1人格ということが明かされる。
正体がバレたジェノサイダー翔は「超高校級の殺人鬼」として人格の表に出る。しかし、今回の殺人は自分ではないと主張。やはり犯行の手口が異なることを明言する。さらに男しか殺さないと。
ダンベルで殺したのはハサミが手に入らないためだという主張に自作のハサミを見せつけるジェノサイダー翔。
ハリツケは一般に知られていない事実。ジェノサイダー翔でないとしたら、その事実を知っていたのはトガミだけ。フジサキが被害者であることを知っていたこと、磔にされた道具からもトガミが犯人と示している。それでもトガミは余裕すら見せていた。
しかし、殺害場所が違うということに話が及ぶとトガミは動揺。殺害現場が男子更衣室だったということを推理するが、フジサキが男子更衣室に入ることはできない。
そこでキリギリが面白いものを見せたいので、学級裁判の中断を申し入れる。盛り上がるということでモノクマも受け入れる。
キリギリは一同を女子更衣室に連れていき、フジサキをじっくり調べることを指示する。
そしてフジサキが男であることが確認される(ま、わかってたけどね。)。
裁判は再開され、男であるフジサキは男子更衣室にいたところを殺され、あとで女子更衣室にはこばれたということが現実的になる。理由はわからないが。
そしてトガミが犯人というところにナエギは引っかかる。トガミが男子更衣室で殺されたことを知らなかった風だったから。トガミは女子更衣室で死体を発見したために、ジェノサイダー翔に見せかけたと白状する。ここでわかっていることは犯人が男であること。
ほかにわかっているのはフジサキにセレスが倉庫で会ったこと。ジャージをバッグに入れたこと。キリギリはこれで犯人が分かったという。そして、議論してみると「青い」ジャージを認識していた人物がいた。この場では「色」の話をしていなかったのに。
オオワダだった。たまたまみたという。
しかし、追い打ちをかける証言。フジサキはジャージを慌ててバッグにしまっていた。見られる機会があるのは犯人だけ。キリギリが犯人が分かったというのはオオワダに失言を誘うため。
ただ、キリギリは最初からオオワダを怪しいと思っていた。女性は「アノ女」、男性は「アイツ」と呼ぶのにフジサキを「アイツ」と呼んでいた。ただ、根拠としては薄い。キリギリもあっさり認める。
そこで、ヤマダに問い詰める。証拠を見つけたと以前言っていた。それはフジサキの電子生徒手帳だった。ただ、これもクワタの電子生徒手帳同様壊れていた。簡単に壊れないはずの電子生徒手帳。弱点はモノクマによると長時間の高熱状態。ヤマダによるとフジサキの電子手帳はサウナに落ちていた。この弱点に気づけたのは、サウナに服を着たまま入ったことのあるオオワダだけ。
オオワダは自分の電子生徒手帳は壊れていないと主張するが、オオワダがいま持っている電子生徒手帳はクワタの電子生徒手帳ではないか。
事件を振り返り整理するためのクライマックスバトル。ちなみに上記のシーンで2回間違えて、最後のシーンでも間違えた結果一度ゲームオーバーになりました。
整理した結果犯人はオオワダ。最後のマシンガントークバトルへ。
相手はオオワダを兄弟と信じるイシマルとのバトル。フィーバータイムとネガティブタイムという新しい要素はあるが、特に難しくはなくクリア。
電子生徒手帳を確認すればわかるというナエギにオオワダはその必要はないという。殺人の自白。
投票の結果、正解となる。
フジサキは自分の弱さを隠すため、女子になりきることにした。「男のクセに」と言われない姿に。
学園に来てフジサキは悟る。強くなければ生き抜けない。
モノクマが用意したフジサキの知られたくない過去。「男のクセに女の格好をしている」。
しかし、モノクマの目論見は逆にフジサキを奮い立たせることになる。フジサキはすぐに行動に移すことにしたが、トレーニングを手伝ってもらう相手を一人選び、秘密を打ち明けた。
それが強い男であるはずのオオワダだった。
しかし、オオワダもまた、秘密「自分の兄を殺した」ことは絶対に知られたくないことだった。
尊敬していた兄。そんな兄の作ったチームのナンバー2だったオオワダが、兄の引退を機に総長に。しかし、兄を越えられないという周囲の声に、引退式の日に兄にレース勝負を挑む。
ハンドル操作を誤ったオオワダが対向車にぶつかりそうになった時、横から兄が押し出し、そのまま兄が跳ねられた。
つくったチームを任せるといって兄は死亡。死因はチームには伏せ、「下手をして負けそうになったが兄に助けられた弟」のチームではなく「兄に勝った弟」のチームとして拡大していくことになった。
しかし、フジサキ同様、学園で思い知ったのは自分が弱い存在ということ。モノクマがばらそうとしたことによりチームの分解を何よりも恐れたオオワダ。
「強い」オオワダにフジサキが秘密を打ち明けてきたことで、自分のやってきたことが否定された気がした。
自分を乗り越えようとするフジサキのほうが強いことがわかってしまい、それに嫉妬した。「強い」という呪縛。そして、感情を抑えきれずに気づいたらフジサキを殺してしまっていた。
そしてクロにはおしおきが始まる。
オオワダを乗せたバイクが発車する。
丸いケージの中ですごいスピードでぐるぐると回り続ける。
オオワダは目を回してしまう。
その結果オオワダはバターになってしまう。(チビクロサンボか…)
バターはモノクマがおいしくいただく。
オシオキに驚愕している一同。感情のないトガミ。キリギリはなぜトガミが偽装工作したのかが気になっていた。
面白いから。それがトガミの答え。
トガミは事件の夜、オオワダが女子更衣室から出てくるのを目撃していた。最初からオオワダだと知っていながら、そのまま答えの見えているゲームは無駄だという。盛り上げるためにフカワから聞いたジェノサイダー翔の話を取り込み、ゲームに作り替えた。そのまま処刑されるわけにはいかないから、投票前には真実は話す予定だったと。ただそのおかげでトガミがクロになるときに一番気をつけるべき相手は誰かということがはっきりした。
キリギリはモノクマにも聞く。こんな手の込んだオシオキをするのはなぜか。全人類へのオシオキであり絶望。「すべての希望を絶望に変えるオシオキ」だと。
トガミは自分が脱出したらモノクマを殺すと宣言する。
モノクマはいいペースで絶望が進んでいるという。モノクマが話しかける人物。「せっかく送り込んだのにキミの活躍の場がなくなる」というモノクマ。口火をきる役目の人物だったが、マイゾノの最初の殺人が行われたおかげで。そして、その人物は「16人目の高校生」についても言及する。モノクマはそれについてはいくら仲間でも言えないと。
チャプター2。終了。
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